第1回の和歌山県すさみ町、第2回の高知県土佐清水市に引き続き、第3回の全国カツオまつりサミットが宮城県気仙沼市で開かれました。
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この開催地はカツオ(鰹節)の伝統を辿る物語があり、すさみ町で端を発した鰹節が、土佐清水市で隆盛し土佐節となり、また別のルートで気仙沼でも発展した歴史があります。
現在では土佐清水は鰹節から宗田節に転換し、気仙沼では生鮮カツオの水揚25年連続日本一を誇る一本釣りカツオ漁船の一大基地と繋がっています。
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7月22日の記念シンポジウムでは、カツオ文化の歴史を振り返りながら、料理や栄養の面からも学び、若者にも大人気のカツオ食堂まで話が及びました。
さらには大衆魚としてより人気のあるサバの事例にも学び、気仙沼やカツオの未来を考えるパネルトークで締めくくられました。
翌23日には、大震災より復興された施設の広場で、カツオまつりの本番となりました。
シンポジウムから参加した全国各地の事業者が選りすぐりのカツオ関連商品を販売し、ステージ上では当地に伝わる大漁唄が実演されました。
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特に中土佐町から参加した、ど久礼もんさんの藁焼きカツオたたきの無料ふるまいは長蛇の列で、3回ともすぐに無くなっていました。
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当社の宗田節商品も売れるか心配していましたが、どうにかもった天気とお客さんに助けられほとんど売り切れました。
交流会や雑談でも感じたのですが、カツオを通して高知県と馴染みが深いこともあり、優しく受け入れられているように思いました。
会場となった施設の名前の「迎(ムカエル)」にも表れているように、気仙沼の人達には漁師を中心とした外の人々を歓迎する港の気質があるのかもしれません。
土佐清水から10時間もかけて初めて訪れた気仙沼ですが、忘れられない場所となりました。
コーディネーターの二平先生をはじめとする関係者の皆様、お疲れ様でした!
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