みちのくプロレスがやって来た!
土佐清水とプロレスという前代未聞のような組み合わせですが、実は1976年に女子プロレスが来たことがあるらしい。
半世紀も前の話なのでそれはさておき、今回のきっかけも正におきゃくからでした。
実は土佐清水ワールドという居酒屋店舗を全国に展開している株式会社ワールド・ワンの社長が元プロレスラーという異色の経歴なのです。
そこでかねてより親交のあるレスラーの所属するみちのくプロレスを招いて清水でイベントしたいね!と飲みながら話していたことがまさかの実現!!
5年前の大火事で11棟が全焼した中央町の商店街を盛り上げようということで、土佐清水市制70周年の記念イベントとして、これまた設立40周年の土佐清水青年会議所の主催で実現したのでした。
私のプロレスの記憶と言えば8時だよ全員集合の前に見ていた長州力やジャンボ鶴田あたりで止まっているのですが、前日のみちのくプロレスの方々との飲み会に同席させていただき皆の人となりを知ることができました。
意外だったのは身長170cmの私とそう変わらないレスラーも多いこと。逆に低い人もいたのですが圧巻だったのは鍛え抜かれた肉体で、胸板の厚みは軽く2〜3倍はありそうでした。
当日はおきゃくプロレスと銘打つだけあって15時から飲食イベントが開始されました。
プロレスの始まる18時30分前に予約席に着いて土佐清水ワールドの惣菜とビールを片手に観戦開始。
最初にのはしたろう選手が、ほとんどプロレス観戦をしたことがないであろう土佐清水市民に分かりやすくプロレスのルールを説明してくれました。
第一試合は長髪がカッコいい道端剛史選手vs.正体不明のTHE・土佐清水マスク1号。
色々と正体が噂されていたようですが、前日の飲み会ではあっさりと正体を明かしてくれていました。
体型や顔も豊ノ島に似ている方でした。
マスクマンは他にもいましたが、飲食中でもマスクを外さないプロ意識が際立っていたのはザ・グレート・サスケさんでした。
この試合はヒール役の道端選手を地元の声援を受けた土佐清水マスク1号がフォール勝ち。
第二試合は堀口元気選手vs.スペル・シーサー選手+セコンド河野社長のかつて共に修行していた3人による変則マッチ。
素顔はとても紳士的な人だった堀口選手は徹底したヒール振りで会場を練り歩きます。
子供を中心に威嚇し、友人の子供も1度目は耐えたものの2度目に大泣きしていました。
ベテラン揃いだけあってリング上だけでなくいろんな角度から客を楽しませてくれた一戦は、スペル・シーサー選手が見事な逆立ちをしながらのフォール勝ち。
そして最後は大瀬良泰貴選手と巨漢のシーサー王vs.のはしたろう選手とザ・グレート・サスケ選手のタッグマッチ。
もはや場外戦の方が多かったのではと思うほどの大激戦でした。
火災後の土や砂利混じりの地面で受け身をとりまくり、身体中土や草まみれ。
最後はトップロープから場外まで飛んだのはしたろう選手がダイビングヘッドバッドで大瀬良選手をフォール勝ち。
興奮して写真を撮るのも忘れていたのでいくつかの写真をお借りしました。
最後のマイクパフォーマンスで来年もやりたいと語っていたのはしさん。
記憶にない大盛り上がりの伝説の一夜となりました。
関係者の皆さんありがとうございました!
次回も楽しみにしております!!
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