今年も例年通り、4月13日に宗田節の産地入札会が土佐清水市で行われました。
同市鰹節水産加工業協同組合に所属する15社の生産業者が出品し、東京や大阪の卸売・削り節業者の24社が入札に参加。
震災の影響もあり入札のために清水に来てくれた業者も少なかったようで、落札された平均単価は前年度より69円安い869円でした。
それでも落札総額は6000万円に迫る、土佐清水市の一大イベント。
開会式では杉村市長の挨拶もあり、また倉松組合長からは売り上げの一部を被災地への義援金にするという発表もありました。
それほど多くの金額は送金できないとは思いますが、組合に所属する一員として少しでも復興の役に立てればと思ってます。
【写真説明】クリックすると拡大します
紫っぽいジャンバーを着ているのが組合員、ピンクのタオルをかけているのが組合関係者、椅子に座って入札しているのが卸売・削り節業者です。
競りにかけられる宗田節は写真手前から奥に向かってローラーの上を流れていき、一番奥まで行った所で落札価格が決まると写真左上の壇上に立っている組合員が読み上げ、ホワイトボードに書かれていきます。
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