やっと本題の黒潮の流路とメヂカ漁との関係の話です。
以下に示すデータと知見は高知県水産試験場よりいただきました、ありがとうございます。
まずは過去4年間の足摺岬周辺のメヂカ曳縄漁(清水港と下ノ加江港での一本釣り漁)の水揚げの推移です。
グラフ中、背景をピンクにしていますが、今年2020年は記録的な不漁だったことが分かります。
一方2018年は好漁で年間の合計も他の年の倍近くになっています。
左が好漁の2018年、右が不漁の2020年でそれぞれひと月を上旬中旬下旬に分けています。
※いずれの年も2017年の8月から始まった黒潮大蛇行の期間中であり、紀伊半島沖で大きく蛇行していますが、大蛇行=不漁ではないとも分かります。
これらを踏まえ、次回は今後のメヂカ漁を予測したいと思います。
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