9/10・11に青森県の十和田市にある道の駅「奥入瀬(おいらせ)ろまんパーク」にて、「土佐清水うまいもんフェア」を開催しました。
土佐清水から飛行機を乗り継ぎ10時間超、当社を含めた5社5名に市役所職員2名が参加しました。
このイベントに至った経緯は、「土佐清水ワールド」を展開するワールド・ワンが、道の駅内の「奥入瀬ビール」と「あら、りんご」も手掛けている縁からです。
まずは広い敷地内を改造軽トラで案内してもらい、イベント出店に備えます。
イベントは2日間を通して天気に恵まれ、藁焼き試食を行ったカツオのたたきはわずか半日で予定の数量を売り切り、お取り寄せとなるなど絶好調でした。
宗田節はと言うと、青森県民には全く馴染みがないようで・・・。
青森でのだしの主流は煮干しと昆布で、宗田節の説明をするためのとっかかりの鰹節ですら知らない方ばかりで、日本の地域色の豊かさを思い知りました。
それでも2日目には、1日目に購入したお客様が美味しかったからとすぐリピートしてくださるなど、次につながる希望もありました。
そして遠征したイベント出店のもう一つの楽しみはもちろん現地の食や観光。
十和田名物「バラ焼き」は、目を引く真ん中の肉の塊はスルーし周囲の玉ネギを動かして透き通るまで炒めます。
その間にも肉からの美味しい匂いと脂は溢れてきて、全体を混ぜるころには腹も準備万端、すき焼き風の味付けでビールも進みます。
高知同様、青森も日本酒が豊富で意外だったのが新鮮でおいしい馬肉。不勉強で知りませんでしたが、十和田市は昔から馬の産地として有名だったようです。
イベントの合間のお昼には2日とも、敷地内の奥入瀬ビールを堪能。
ちょうど新味のIPAの発売で、定番の4種とあわせ味の違いを楽しみました。
石焼窯で作るピザも絶品でした。
日曜日には朝早くから起きて行った甲斐があった八戸の「館鼻(たてはな)岸壁朝市」!
とにかく朝早くからすごい熱気と人だかりで、田舎者の私は軽く人酔いしました。
連日の飲みもあり弱っていた胃腸を優しく労わってくれたのが名物「いちご煮」
ウニとアワビやホタテの身をシンプルな塩味で、しその葉とともにいただく潮汁は身体中に染み渡り、同じ具の炊き込みご飯もあっという間に完食しました。
最終日の十和田湖から流れる奥入瀬渓流は、青森をずっと案内していただいた古里さんの師匠の奥入瀬自然観光資源研究会(おいけん)の川村さんにガイドしていただきました。
十和田湖と奥入瀬渓流の歴史から学び、現地でルーペで覗くミクロの世界は発見と感動の連続。
あまり書くとネタバレになるといけないので一言、「森は菌からできている」
お土産をいただきながらもうしばらくは青森を楽しめそうです。
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