昨年に引き続きJICAの研修の機会をいただきました。

なんでも昨年のモルディブの方々への研修の評判が良くて、通訳さんがオススメしてくれたそうです。
今回は通訳さん以外は初めての方ばかり。
「水産業を通じた地場産業育成と持続的な利用」を目的に7カ国1から9名の方が来られました。
6月25日から7月26日までの1ヶ月間、高知を中心に愛媛まで研修を行うようです。

当社はなかでも僻地にあり研修を行った7月14日は、90分の研修時間以外はすべて移動時間。
せめて中身は濃く、少しでも役に立てるように準備しました。
実演メインだった前回とは異なり、今回は60分の講義の後に30分の実演です。
講義ではパワーポイントをケーブルで繋いでテレビ画面に映し、写真が大きく見えるようにしました。

一文毎に通訳が入るので時間は倍かかります。
説明だけでは面白くないので途中で実物を見せたり、実演をしたり、動画を挟んだりしました。

講義の後は質疑応答の時間に。
昨年のモルディブの方々は製造に携わる方も多く商品づくりに興味を持ってくださいましたが、今回は自国に帰ると水産業者を指導していく立場の方ばかりなので、数字的な部分が気になったようです。
「ロクジカ(六次産業化)」という言葉を覚えていた方もいましたが、当社のように卸売から小売を手掛けるようになったきっかけやその際の変化について聞かれました。
商品の試食をしてもらい、カツオ節と食べ比べもしてもらいました。

削り節は馴染みがなくこちらが予想しているより反応は薄かったですが、味がついている宗田節燻製クリスプは好評価でした。
最後に代表者の方にお礼のスピーチをいただき、お別れとなりました。
今年も国際協力できる貴重な機会をいただきありがとうございました。

- 東ティモール、ナウル、ジャマイカ、モロッコ、ギニアビサウ、モーリタニア、セネガル ↩︎
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