通常は釜で煮熟後少し冷ましてから頭と中骨と内臓を取り除き節に整形しますが、段取りの関係でその日の最後の仕事が釜揚げになることがあります。
(宗田節とはの製造工程参照)
釜から揚げたてのアツアツの目近のうすごろを酢味噌で食べる。
(うすごろとは地元の方言で、魚の心臓を指します)
晩御飯前の空腹時なので、ビールを飲みつつ気がついたら4-50匹分くらい食べていることがあります。
普段はうすごろを取る時間がなく、骨や内臓と一緒にフィッシュミール工場にて肥料へと加工されていますが、たまに無性に食べたくなる知る人ぞ知る珍味の紹介でした。
コメント
コメント一覧 (3件)
回答有難うございました。大変勉強になりました。
コメントありがとうございます。
うすごろは魚全般の心臓というわけではなく、土佐清水市ではソウダガツオ(めぢか)の心臓の意味で使っています。
少し調べてみましたが、カツオの心臓は琳琳さんのおっしゃる通り高知ではちちこ、また静岡ではへそなどとも呼ばれているようです。
鹿児島ではまた別の名前で呼ばれているのも聞きましたし、いずれにしても心臓に呼び名がつくほどその土地になじみのある魚ということだと思います。
はじめまして。検索しましたら、宇佐のほうでは鰹の心臓を「ちちこ」と言うようですが、うすごろとちちこはどういう関係になるのでしょうか。
私は高知県民ではないので、ちちこは鰹の心臓。うすごろは魚全般の心臓と思えばいいのでしょうか?