史上最高300円台!

去年の10月の宗田節ブログでもお伝えしましたが、ソウダガツオの漁獲量減少とそれに伴う価格高騰が止まりません。

漁獲量の減少は慢性的な漁業の担い手不足と、過去最長を更新している黒潮の大蛇行によるソウダガツオの漁場の形成のされにくさにあります。

メヂカ漁に従事する船数が減り、一隻当たりの水揚げも減れば、その掛け算の漁獲量も確実に減ります。

近年は大漁を見込める春の産卵期のメヂカ漁も不漁続きで冷凍のストックも少なく、海外からの輸入物も価格が高くなっており、今年の漁期の前に価格高騰が懸念されていましたがそれが現実のものとなりました。

下部に下ノ加江港における2022年と2023年の1,2月の寒メヂカの落札価格の推移を示しました。

下ノ加江港における2022年と2023年の1,2月の寒メヂカの落札価格の推移

※グラフの見方
丸印が漁のあった日で内部の数字が最高落札価格です。2022年は1/7に始まり2/9に途切れ、再開したのは3月に入ってからでした。2023年は1/19に始まりまだ続いています。

今年は200円台半ばから始まり、現在ではタイトルにもある通り史上最高の300円台となっております。

200円台を超えたのも40年以上前と8年前以来で、ここ数年は2022年に近い値動きなので例年の倍の価格となっています。

市場の入札でも百の桁は1という先入観があり、今年初めには2〇〇円と書きたいのを1〇〇円と書いてしまう間違いも起こりましたが、幸い間違えなくても落札額に変動はありませんでした。

また一隻当たりの水揚げ高も300~500kgと1,000kgを超えることも度々ある例年に比べれば少ないですが、価格高騰につられサバ漁などからメヂカ漁に変更する漁師さんも多く、土佐清水市内に刺身用の鮮魚の流通が減る状況にもなりました。

メヂカ漁があるだけでありがたいことですが、できれば2月以降も漁が続いて価格の高騰が収まることを祈っております。

※追記
ブログアップ間近の2/22,23,24と3日連続で一隻当たり1,000kg以上の大漁が続き、300円台を脱しました。それでも例年と比べ100円以上高い状態ではありますが、宗田節が多くの人に使ってもらえる相場になれば幸いです。

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